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▼ ご無沙汰です。   [RES]
  祈莢   ..2007/02/08(木) 17:56  No.130
 
 
あんこう椿さん、BBSの皆さんこんにちは。
 
随分遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
暖かい日が続いていますね。
昨シーズンは災害並の積雪を記録した我が県ですが、今年は全く積雪がありません。
日も長くなり、冬が来ることなく春が来てしまった感じです。嬉しいような、寂しいような…``r(・_・;)

♪あんこう椿さん♪

お久しぶりになってしまいました。随分お返事が遅くなってしまいすみません。早いもので、もう2月なんですね…(汗)
毎日、自宅で仕事ついでにちょくちょくしつこいくらいに遊びに伺ってはいたのですが…

それでは、前回のお返事より

>神社といえば、結婚式ばかりではなく、むしろ祈祷の方が重要でしたね。

 そうですね、私たちのメインの仕事であるお祭り(=お祀り)の中で一番小さいものが、一般の方のご祈祷ですので、必然的に数が多いです。『癒し』…なのでしょうか?うぅ〜〜ん。実際は、慇懃な口調で声を荒げることも多かったりするのですよね。こちらが大切にしているものを蔑ろにする人が多いので…あまりに目に余るときは、密かに呪わせていただきます(職権濫用?)
パラリ、シャラリと…ふふふふふふ(怨)お客様は神様だなんておこがましい…

>白無垢を着た経験からすると、お腹が大きいのに、よく着られるなぁ〜です。

 最近は、腹のでかい嫁はん(ぞんざい)が多いので、ゼクシーなどでは、妊婦さんの衣装の特集が組まれる程なんですよ。白無垢や色内掛けでもオーガンディーなんかだと、少し軽いそうです。当社の女性陣の間では、大不評ですが…(「ダサ…」と一蹴されてます)
 参進のときには「頑張るわね〜」と関心してしまいます。一度、三三九度で吐きそうな顔をされたときは、冷や汗ものでした…
 とりあえず未婚で純潔(あはは!)が奉仕条件の私達は、いかにも「できっちゃた☆」の参拝者が来る度に上司に「ああいうみっともない退職だけは勘弁して下さいね」とクギをさされております。(とほほ…)
 次回の挙式の方は、なんと妊娠7ヶ月(!)だそうです。
 
☆映画の話

 『トリスタン〜』ですが、祈莢の生息地で興行していたので、友人と観に行こうと楽しみにしていたのですが…なんと、2週間で打ち切りになってしまったのですよ!うわ〜ん!。゜゜(´□`。)°゜。
 あんこう椿さんの感想を拝見して、すっごくすっごく楽しみにして、仕事頑張ったのにぃぃ…(←11月中旬は忙しいので、末まで我慢したのがアダに…うぅ)
 腹いせ(?)に12月は、『プラダを着た悪魔』『トゥモローワールド』『武士の一分』『エラゴン』1月は『マリーアントワネット』と立て続けに観てまいりました。

 『プラダ〜』は、一昨年の春に観ていれば人生変わってたかもしれないですね〜。しかし、クライマックスが…うぅ〜んな作品でした。残念。主人公の、男を見る目のなさにため息が…

 『エラゴン』は、祈莢はあんこう椿さんのおすすめの「超映画批評」を読んでから観に行ったのですが、あまりにその通りで笑ってしまいそうでした。展開が定番な上にすこぶる駆け足で、なんだか物足りない気もしますが、小鳥の心臓の祈莢にはちょうど良かったです。(←怖いのがさっぱりダメなんです)
 ただ、主人公があまり好みじゃないのが残念で…。主人公が弓を引くたび、あぁこれがレ○ラ○ならば、鼻血が止まらないのに…と悶々と考えてました。いや、とてもよく似合っていたんですけれどね。○ゴ○スだと上品すぎて、作風に合わないし…

>ゲド戦記と細かい設定が結構重なります。(流れる日記)

 祈莢も思いました。作者は若くファンタジーに精通しているようですので、西洋では定番なのかも…。日本にも言霊思想がありますし、呪文祝文は東西関係なくファンタジーには必須ですしね。ドラゴンとライダーの関係は、『十二国記』の王と麒麟の関係によく似ていますし、あんこう椿さんが言われたようにまったく新しい物語っていうのは不可能なんですね…。

 『ゲド戦記』で思い出しましたが、以前、あんこう椿さんがおっしゃってた『ゲド戦記』のDVDが、祈莢の地元のレンタルショップでも入荷されました〜♪旧作になり次第観てみようと思います。…しかし、女犯に満足してすっかり忘れていましたとも。『ゲド戦記』
今は、浅田次郎作品にメロメロです。あまり期待していなかったのですが、久々に人生の損失を感じました。というわけで…ゲドはいつになったら完読できるのか!?

 『マリーアントワネット』は、悪い作品ではないのですが…なんというか、ヤマなしオチなし!といった感じでした。マリーは、悪女でもなんでもなくて、寂しくて退屈でちょっと思慮の足りないかわいい女の子として描かれています。彼女の放蕩っぷりはよく分かるのですが、彼女がお金を湯水のように使うことによってどのような弊害が生じたのかが描かれていないので、迫力に欠けるというか…国民に殺されるほど憎まれた王妃には見えなかったですね。 ただ、美術面はすごかったです。宮殿、衣装、お菓子…目の保養になりました。

>私は、女優さんの中では、わりとエマニュエル・ベアールが好きなんですよ。フランスの女優さんです。(前回のBBSより)
 
 とのことでしたが、オススメの作品がありましたらぜひぜひ教えて下さい♪スッポンポン大歓迎です。


 
▼ 続きです。  
  祈莢   ..2007/02/08(木) 17:58  No.131
 
 
☆近況報告などなど…

 職場はやっと平生の落ち着きを取り戻したところです。正月は過酷な勤務体制の上に、内(アルバイト)も外(参拝者)も宇宙人だらけで悩まされましたが、楽しかったです。
 正月はアルバイトの募集、選抜、研修、シフト決め、給料計算、担当場所の準備から采配までほぼすべてやらせてもらえるので、とてもやり甲斐がありました♪特に給料計算は、本当に勉強になりました。「この子にこの金額を払うなんて、もったいない!!」とぶつくさいいながら計算していたのですが、同時に自分もそんな風に思われていないだろうかと反省しました。祈莢の職場は、特別手当は今時珍しく手渡し(!)なのですが、封筒の厚みの意味を理解して頑張ろうと思います。
 これからは、2月はお祭ラッシュ、3月からはブライダルシーズンの開始、4月からはお花見シーズン(祈莢の職場は、広大な桜の名所のど真ん中にあるんです)…と結局夏までは忙しいようです。(正月以外は暇そうなイメージなんですけどね)
 もうすぐ1年が経ちますが、現在の仕事は経済的にも時間的にも割合余裕があるので、今年は書道とパソコンを基礎からやり直そうかと思ってます♪(昨年より年間約100万UPの強制サービス残業なしです♪)
 祈莢は現在パソコンが少しできるために、男性陣にちやほやされておりますので、きたるべき新入社員にその座を取られないよう今のうちにスキルアップしておかねば!!(笑えない!)

それでは、大変長くなってしまいましたがこのへんで。

♪駿河さん♪
横レス失礼します!
はじめまして、こんにちは。祈莢と申します。
昭和時代の丑年生まれで、某宗教法人勤務の社会人です。(宗教家ではなくただの好事家ですので、布教活動はしておりませんのでご安心くださいね(笑)) 天河おしゃべり掲示板デップを愛でる会会員です♪よしなにお願いしますm(_ _)m

>ちらっと映画のHPを見たら、フェルゼン伯も登場人物にいるんですね〜。
ベルばらでは欠かせない人物ですが、フェルゼンとのロマンスって実話なんでしょうかね?

マリーとフェルゼンのスキャンダルは史実のようですね〜。(真偽はともかくとして)
『マリーアントワネット』では、『ベルばら』よりより濃厚なロマンスが堪能できましてよ♪
むふ♪(>m<*)


それでは、最後になりましたが、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
みなさんの、益々のご多幸、弥栄を心よりご祈念申し上げます。


▼ 大っ変、遅くなりましたが・・・   [RES]
  駿河   ..2007/02/06(火) 00:52  No.129
 
 
あんこう椿さん、BBSの皆さん、こんばんは。

年末からパソコンの調子が悪く、修復してるうちに仕事が始まってしまい、年始のご挨拶もできないうちに節分まで終わってしまいました〜(汗)。
今更ですが、本年もよろしくお願いします。

◆あんこう椿さん
しばらくお邪魔できなかった間に、パロディの続きがアップされてて嬉しい驚きです!!
何だか読むのが勿体なくて、まだ手をつけてません!
今週末は連休なので、じっくり読ませて頂きますね!
(あと、まだ発見できていない入り口も・・・)

ずいぶん前にレス頂いた内容ですが、
>駿河さんのお母様、「ゴジラ」とか「天と地と」をお子さんを連れて観に行くあたり、あんこう椿との性格の一致を感じます(笑)
 やっぱり、自分の観たい映画を観るんだっ!!って感じですかね?(違うかも知れませんが)
そんな感じですね(笑)。
最近はゴジラはやっていない(死んじゃった?)ので見に行ってませんが、妖怪映画(ホラーではなくて「妖怪大戦争」とか(笑))も好きなので、今は「どろろ」が観たいと言ってますね〜。
そのうち連れて行かれるかもしれません(一人で観るのは恥ずかしいらしい)。

>「マリー・アントワネット」・・・・「スパイダーマン」で赤毛の幼馴染メリー・ジェーンの役をやっていた女優さん
そうですね〜!
彼女は(若干古いですけど)「インタビュー・ウィズ・バンパイア」に出てた女の子ですよね(吸血鬼に血を吸われて仲間になる人形みたいに綺麗な女の子)。
スパイダーマンに出て「あ〜あの子か」と思ったときは、あんこう椿さんの仰るように、(子役時代より)綺麗というより愛らしい感じに成長したんだなあと思いました。
「マリー・アントワネット」では、また少し子役時代の綺麗さに近くなったような感じですね。衣装の影響もあるのかな?
ちらっと映画のHPを見たら、フェルゼン伯も登場人物にいるんですね〜。
ベルばらでは欠かせない人物ですが、フェルゼンとのロマンスって実話なんでしょうかね?

おっと、夜も更けてきましたのでそろそろお暇します。
まだ今日は月曜日・・・今週も頑張ります。
皆さんもお体には気を付けてくださいね(私、毎日しょうが湯蜂蜜入りを愛飲してます!)。
あんこう椿さん、おそーい新年のご挨拶にこそっときただけですので、レスはお気になさらず〜。

ではでは。



▼ みるさんへ   [RES]
  あんこう椿   ..2007/01/28(日) 21:53  No.128
 
 
みるさん、こんばんは。
お言葉に甘えて『ゆっくりレス』にさせて頂きました。
みるさんは、風邪などは大丈夫ですか?
1月下旬〜2月中旬が山場ですよね。

『武士の一分』についての、素晴らしい映画感想、ありがとうございました。
拝見して、自分まで映画を見てきたような、豊かな気分です♪
最近は、週末もなかなか自分の時間が取れないのですが、次、見るとしたら、
「アントワネット」か「キムタク」か、悩みますね。

>山田洋二監督の時代劇はリアルさ特徴
>下級武士の質素な生活のリアル感は目からウロコ。
>キムタクの家はほとんどあばらやに感じられます。

私はかなりリアルさにこだわる部分もあるので、
こういう描写にはかなり興味ありです。な〜るほど!

>キムタク妻が瑞々しくて良かったです〜
>キムタクからのものを圧倒しています。
>そもそも、キムタクはどんな作品でも常に「キムタク」で、あまり変わらない感じがする。。。

そうか、前田さんの言うとおり、奥さんが魅力的なのね〜
「キムタクはどんな作品でも常にキムタク」というのは、おっしゃるとおりで納得です(笑)
今はテレビドラマで「華麗なる一族」をやっているらしいですね。

そういえば、「リバティーン」を見たときに思ったんですけど、
ジョニー・ディップも「どんな作品でもジョニー」という感じが・・・
それだけ個性が強いということなのか、キャラクターが濃いということなのか、
ものすごく確かな演技力があるのに、やはりジョニーが前面に出てくるのは、
見る方の視点の問題なのかしら??なんて思いました。
とくにラブシーンがね、なんか色っぽさがないように感じたのですが。

>キムタク妻は、想像していたより潔く強い人でした。
>「お好きになさいませ! 私もすぐ後を追って死にますから!」と言い切り

おおお、これは魅力的ですね。
ユーリちゃんの潔さに通じますね。
カイルは皇帝で半分神ですから、下級武士キムタクのような社会的身分による不利益はありませんし、
(唯一の弱点がユーリだけ)、ヒロインより常に優位のキャラクターなので、そういう場面は
ありそうもないですけど、なんだか共通項を感じます。

>キムタクには、「自分の矜持」に対するこだわりは感じるのですが、妻への感情が
>私には今いち物足りなかったです。ところどころ発露はあるんですけどね。
>姦計にはまった妻は、大変同情できる状況だったし、そのときのシーンはほとんどないので
「共感と一体化」のカケラも感じられなくて、OK、OK。
>が、肝心のキムタクの嫉妬の克服の過程は…よくわからなかった〜〜(笑)

そうなんだ〜、やはり、そのあたり(嫉妬の克服の過程)は難しいのかもね(笑)
キムタク妻が強くて潔い女性とのことで、なんだか安心しましたわ!
そういう女性なら、いつまでもウジウジ悩まずに前向きに歩んで行けるのでしょうね。
(文章作法のどっかに『非合意の関係より合意の関係の方が女性は汚れやすい』と
 書いたことがあるんですけど、それと同じ理由ですわ)

>『たそがれ清兵衛』の真田広之を観てみたいなぁ…滋味が溢れているかも!(笑)

ははは、滋味!(笑)
真田くんも離婚してますからね、男の哀愁を演じやすいのかも(笑)


(渡辺淳一について)

>基本的な路線がいつも同じで「男によって開花されていく女の姿が、
男の視点から書かれている」気がしますなぁ〜
>「男の視点から書く」というのは、「語り口が男」という文章の形式的なことではなくて、
登場人物たちの物の考え方や感じ方が、主人公の男に都合がいい(心地良い)ことに
なっているという意味なのですが、だから、私は登場人物の誰にも共感できないんですよね。

私も渡辺淳一作品については「花埋み」という日本で最初にお医者さんになった女性の
半生を描いたものしか読んでなくて(これは若い頃の作品で、けっこうまとも)、
あとは、読んだような読まないような、あらすじだけは知っているみたいな感じなので、
こんなにエラソーに言えないかも知れないんですけど、でも、失楽園にしろ、流刑地にしろ、
あらすじを読んだだけで読む気が消失・・・(笑)

そこで、みるさんの分析ですが、本当にそのとおりで、激しく納得です(拍手)
ホント、「男に都合のいい女」で、そんな女になったら破滅しか待ってないじゃん、
女をなめんなよ!!みたいな気持ちになっちゃうのよね。
でも、アマゾンのレビューなどを読むと、同様に感じる人も多いようなので、
一安心です(笑)

「不機嫌な果実」はテレビドラマや映画化もされた作品で、
ずいぶん前、入院中に(いつの入院だったか記憶不確か)に読んだことが
あるのですが、おっしゃるとおりの不毛な女性のお話でしたねぇ〜

でも、実は、あの本を読んだときは、現代女性の傾向が生々しくリアルに
描かれているので、良し悪しはともかく結構面白いと思った覚えがあります。
あと、作者が女性で、女性側の視点から描いているというので、同じ不倫ものでも
読むのに抵抗がなかったのかも、なんて思いますね。

確か広告の惹句が「夫以外との●●●はどうしてこんなに楽しいんだろう?」
とかではなかったっけ??(笑)

ヒロインの麻耶子も典型的自己愛型性格で、常に、男の人に賞賛されていないと
生きている実感がしない種類の女なんですよね。たしか本の中に
「どうして(世間の主婦は)男のひとに可愛いとかきれいだとか言われないで
生きていられるのか、不思議だわ!」
というセリフがあったと思います。

麻耶子が浮気を決意するのも、夫との結婚生活に飽きて、夫があまり自分を
女としてチヤホヤしてくれなくなったからなのですが、最近、出会い系サイトに
はまる主婦の淫蕩さの真相は、こんなところにあるのかもね、なんて思います。



さて、更新ですが、う〜む、やはり休み中はともかく、仕事がはじまると
なかなか難しいですね、苦戦しております(笑)
先週から体調もイマイチなので、今週は、あまり一生懸命に頑張らずに、
淡々と仕事をこなそうと思っております。

みるさんもお体、お大事に〜〜〜
暖かい春が待ち遠しいですね。




▼ 『武士の一分』   [RES]
  みる   ..2007/01/21(日) 00:24  No.125
 
 
みなさん、こんばんは。
夕刊を読んで気がつきましたが、今日はセンター試験だったんですね。
受験生は大変だ〜

さて、『武士の一分』を観てきましたので、感想を書かせていただきますね。
(若干ネタバレしています)

山田洋二監督の時代劇はリアルさ特徴と言われています。
私は今回が山田時代劇初体験だったのですが、まず、それをすごく実感しました。
これを見ると、今までの時代劇が形式美の上に作られているのがよ〜くわかります。

無駄な動きを廃した殺陣や下級武士の質素な生活のリアル感は目からウロコ。
普通の時代劇でも庶民の生活は出てきますが、例えば、下町のお花ちゃん(仮名 笑)が
くるくると家事をこなしても、彼女のかすりの着物は小奇麗なままです。汗もかかない。
(ぬぐうマネはしますけどね 笑)

でも、本当は、武士の袴だって1日穿いていれば当然ヨレヨレです。ずっとパリっとした
姿でいられるわけがない。
夏はどんな美人だって汗だくになり、首筋を汗がつたって、それが着物に染みていく。
草履で外出すれば、足袋は当然うす汚れる。

キムタクは下級とはいえ武士なので、極貧というわけではないはずですが
普通の時代劇的感覚でいくと、彼の家はほとんどあばらやに感じられます。
でも、きっとあれが当時の本当の姿なんでしょう。

また、そういうモノの面だけでなく、武士像も新鮮でした。
『たそがれ清兵衛』でも、サラリーマン的武士の姿を描いていたと聞いていますが
『一分』でも「城勤めの武士」は「会社勤めのサラリーマン」と同じなんだなぁ、と思いました。
謀議や仇討ちのような緊迫した非常事態が、そうそうころがっているわけもなく、
武士と言えども普通に生活に追われているんですよね。

さて、肝心の夫婦二人の姿ですが…キムタク妻が瑞々しくて良かったです〜
ひとつひとつの所作がとても丁寧で、美しい。目の見えない夫に絶妙なタイミングで差し
出される手、夫に風を送る団扇の動きの優しさ…「生活ににじみ出る愛情や幸福感」は
この妻がほとんどを醸し出していて、キムタクからのものを圧倒しています。
そもそも、キムタクはどんな作品でも常に「キムタク」で、あまり変わらない感じがする。。。

キムタク妻は、確かに古い女性像かも知れませんが、想像していたより潔く強い人でした。
夫に尽くし、従順で、メソメソしちゃう…そういう感じではなく、いつもは慎ましいけれど、いざと
いうときには凛としています。例えば、失明した自分に価値が見出せなくなったキムタクは
自害しようと大暴れするのですが、それに対して「お好きになさいませ! 私もすぐ後を追って
死にますから!」と言い切り、キムタクはようやく思いとどまる、という。
まあ、こういう「古き良き日本の女」は絶滅しているでしょうけどねぇ。

キムタクには、「自分の矜持」に対するこだわりは感じるのですが、妻への感情が
私には今いち物足りなかったです。ところどころ発露はあるんですけどね。
妻をたばかった相手との果し合いは、私は「自分の誇りが傷つけられた」という理由だと
思って観ていたのですが、「妻の仇」という言葉がひょいっと出てきて、「あ、それもあったのね」と
遅まきながら気づく…という感じでした。

キムタクの殺陣は良かったですねぇ。トレンディドラマ(死語?)の俳優は刀さばきがヘロヘロしてたり
するのですが、キムタクは剣道をやっていたからか(どこかで読んだような?)、すごい勢いで
振り下ろした刀がピタッと止まる様は、ちょっとびっくりしました。
そういう実力に裏打ちされた、無駄な動きがまったくない剣は緊迫感に溢れています。
相手も良かったし(緒方拳、坂東三津五郎)、「見せる殺陣」ではなく、命がかかっているという
リアル感に満ちた殺陣でした。

全般的に、ストーリーや俳優の演技などの中身的なことより、「時代劇の新しい形」についての
印象が残る映画でした(私にとっては)。


あんこう椿さんへのレスが続きます(字数オーバー 汗)


 
▼ Re:『武士の一分』  
  みる   ..2007/01/21(日) 00:25  No.126
 
 
◇あんこう椿さん

『武士の一分』は↑のような感じでしたよ。
姦計にはまった妻は、大変同情できる状況だったし、そのときのシーンはほとんどないので
「共感と一体化」のカケラも感じられなくて、OK、OK。
が、肝心のキムタクの嫉妬の克服の過程は…よくわからなかった〜〜(笑)

う〜ん、キムタクには「言葉は少ないが、たたずまいが語る」みたいなものはまだ無理な気が
するんですけどねぇ。私の理解力不足かなぁ。
『たそがれ清兵衛』の真田広之を観てみたいなぁ…滋味が溢れているかも!(笑)


>うっ、渡辺淳一センセイの登場ですね(笑)
>淳一センセイ原作の新作映画「愛の流刑地」のあらすじはご覧になった?
>私はね、読んで「うへぇ〜」と唸ってしまいました(笑)

あっはっは〜! 
どれどれと私も読んでみたところ…「うはぁ〜」(笑)
う〜〜ん、私はちゃんと読んだ渡辺作品は『ひとひらの雪』だけで、『失楽園』もあらすじしか
知らないのですが、基本的な路線がいつも同じで「男によって開化されていく女の姿が、
男の視点から書かれている」気がしますなぁ〜

「男の視点から書く」というのは、「語り口が男」という文章の形式的なことではなくて、
登場人物たちの物の考え方や感じ方が、主人公の男に都合がいい(心地良い)ことに
なっているという意味なのですが、だから、私は登場人物の誰にも共感できないんですよね。
まあ、できなくはないけど、しにくい。

>これが離婚が成立して晴れて夫婦となった菊治(トヨエツ)に、冬香がエクスタシーを
>感じ続けるのかと思うと非常に疑問なんですけど・・・(そう思わない?)

わっはっは〜!
私はこのカキコから林真理子の『不機嫌な果実』を思い出しましたよ。
これも結構話題になってドラマになったと思います。
私は小説をさらさら〜と斜め読みしただけなのですが、不倫していた主人公の女性が
すったもんだの果てに離婚にこぎつけ、不倫相手と再婚するんですよね。でも、再婚した
とたんにその相手の魅力が色褪せ、再び不倫を始める…という不毛な話です。
(あ〜、あんこう椿さんの怒りが目に浮かびますわ〜 笑)
ある意味、女の狡さや浅はかさをリアルに描いた作品と言えますが、
直視したくないものを見せられた気がしましたねぇ。

渡辺作品は多くの女性読者を惹きつけているわけですから(恋愛小説なので女性
読者ですよね)、それだけの何かがあると思うのですが、う〜ん、わからない…
『ひとひらの雪』を読んだのもずい分と昔の話なので、今読んだら違う感想を
持つかも知れませんが、まあ、渡辺作品は遠巻きに眺めておきます(笑)。


>だから、1月下旬か2月上旬には「まとめ読み」ができると思います。
>でも、いろいろご相談しちゃって、書き手側の手の内みたいなものをご存知なので、
>物語世界には入りにくいかも知れませんね(笑)

うお〜〜、封切り!(笑) いえいえ、楽しみにしていますよ。
でも、封切りが遅れても全然大丈夫ですから、無理のないようにしてくださいね。
今日もたくさんカキコしていまいましたが、レスはどうぞ流して、流して〜〜 

 
▼ Re:『武士の一分』  
  みる   ..2007/01/21(日) 01:35  No.127
 
 
>「男によって開化されていく女の姿が、男の視点から書かれている」

「開化」→「開花」の間違いでした。。。もちろん性的な意味です〜


▼ 愛の流刑地   [RES]
  あんこう椿   ..2007/01/17(水) 21:57  No.123
 
 
 やっとこさ、レスを書きに着ました。
 遅くなって、本当にごめんなさいね。


◆コロまゆさん

 おひさしぶりですね。
 主婦は子供の休み期間(冬休みとか夏休み)の方が忙しいですよね。
 お疲れ様でした。

 いまのところ、ウチは子供が小さいので休日はほとんど家族4人で過ごしていますが、
もう何年かすると、コロまゆさんのお宅のように「それぞれがそれぞれの用事をする休日」
になるのかな、などと思います。

 第10部はあと1章でお終いですね(これは今夜か明日には更新したい)。
 続きは第11部まで書き上げてありますが、これもそれほど間を開けずにUPしようかな、
と思っています。

 そうなると手持ちの原稿は何もなくなりますが、少しお休みを頂いて、
ヒッタイト神話や歴史の本を熟読してみようかと思っています。
 先日、15年ほど前発行の、岩波の西洋人名辞典なるものをパラパラと読んでいたのですが、
ヒッタイトの歴史上の人物がかなり細かく掲載されていて驚きました。

 きっと、どこかに歴史書みたいなテキスト本があるのでしょうね。
 どこかのサイトに載っている参考文献はいちおう洗ってあるのですが、
それ以外に良さそうな本があるのではないか、などと思っています。
(絶版だったら全コピーしようかな、とか)

 今度、実家に帰るときは、中近東文化センター(三鷹市)に行く予定です。
今年の4月から図書販売や閲覧も始まるそうです(予定)
 以上は、パロディの続きのため、というよりは、ファンタジーノベル大賞への
情熱ですね(天河好きの方には興味がない話で申し訳ないのですが)

>昔の漫画家さんは大人で知識教養のレベルが高い反面、恋愛、
特に男女間の性的なことは忌避してしまう傾向(時代も影響してますが)が伺える気がします。

 これって、共感です(特に「時代も影響してますが」の部分)
 おっしゃるように、昔の作品のヒロインは純潔系で性愛は「タブー」みたいな感じでしたけど、
最近のマンガは(聞いた話では)あまりにも刹那的で不毛な感じで(これも「時代の影響」が色濃いのかも)
両者の中間に位置する、精神的な愛も肉体的な愛も豊か、みたいな作品は少ないですよね。
(↓みるさん宛てレスに書く予定ですが、天下の渡辺淳一センセイが刹那的で不毛な愛の語り手ですもんね 笑)

 お褒めいただき、どうもありがとう。嬉しいです。
 ただ、最近は、どれだけユーリちゃんのイメージを反映できているんだか、
自分でもかなり疑問に感じたりしています。
 作品はどうしても作者の影が色濃く出てしまいますな(笑)
 きっと、不足を感じる部分もあるとは思いますが、それはパロディの限界だと思って
ご容赦くださいね〜(笑)


◆みるさん

 鉄道旅行は、「ひたすら無心になる旅」だったのでしょうか?(笑)
 良いですね〜、そんな優雅な旅をしてみたいです。
 無我の境地で「新しい自分の発見」がありそうだわ!

 今、UPしている第10部「黄昏の光」は、掲載にかなりの葛藤があった部分です。
 ずいぶん以前ですが、みるさんにもメールで相談させて頂きましたよね〜
 あのときのお返事をかなり参考にさせていただいて、原文を書き直しましたよ。

 ↑コロまゆさんへのレスにも書きましたが、今UPしている第10部は残り1章、
続きの第11部もあまり間を開けずにUPして、とりあえず完了の予定です。
 だから、1月下旬か2月上旬には「まとめ読み」ができると思います。
 でも、いろいろご相談しちゃって、書き手側の手の内みたいなものをご存知なので、
物語世界には入りにくいかも知れませんね(笑)

 洋風お節は、フォアグラとかキャビアとか、ローストビーフなどのこってり系が
好きな方はOKだと思いますが、こういうのが苦手な方はどうかな〜
 今年も新聞広告が出た当日のお昼に電話したのですが、そのとき既に
中華風おせちは完売だったので、もしかしたら中華お節が美味しいのかも知れませんね。
 我が家はここ5,6年ずっと洋風お節だったので、来年は趣向を変えようと思っています。

 みるさんは、お母さん(&助手みるさん)が作ったお節を分けて持って帰り、
ご主人さんと一緒に召し上がるってことかしら?
 それも良いですね〜(母の味が懐かしい)
 栗きんとんは、私も好きですよ〜(かずのこも好き)

>女一人で生きていくのは、相当な気概とか根性とかが必要だと思いますねぇ。
>経済的にも精神的にも一人でがんばらなくてもいい、というところで、
自分の気持ちが安定するのが大きいですね。

おおお〜、これって激しく同感です(笑)

>(そういう場に直面したことがまだない)

おおお〜、これもお幸せな話ですね。
お2人とも、ずっと健康でいらっしゃったってことではないかと。

>加えて、仕事を持っている場合、気持ちの安定にはそちらの状況も鍵ですよね。

あああ〜、これも激しく同感!

>大量の時間とエネルギーを費やしているわけですから、仕事がガタガタしているとキツイ。

本当に、そうよね!!
とにかく、家に帰って「自分でない誰か」がいてくれるのが嬉しいです。
1人暮らしだと、家に帰っても仕事のときの気分を引きずりがちですが、
家族がいると、パッと気分転換できますもんね。

>そんなこんなをひっくるめての穏やかさを、今の私はラッキーにも享受できているようです。

まあ、良いですね〜(しみじみ)
みるさんが幸せだと私も嬉しいわ。

>まあ、外的要因であっという間に状況は変わるので

これも、共感!!
本当、人生って何が起こるかわかりませんよね。事故とか病気は避けようがありません。
「人生、一瞬先は暗闇」って、本当だと思います。

そんな訳で、いつも心に冷や冷やする気持ちを抱えているので、
平凡に過ごせることの幸せに日ごろから感謝しています。
14日、日曜日も、初詣に行ってきたんですけど「今年も家族4人で健康に過ごせますように」
と心から祈願しましたわ。


 (みるさんへ まだレスの続き↓があります)


 
▼ 愛の流刑地 その2  
  あんこう椿   ..2007/01/17(水) 21:58  No.124
 
 
◆ みるさん(続き)

>昔、結婚した男女の気持ちのすれ違いについて、渡辺淳一が
男側の心理から書いていたのですが、なんか、こう、モヤモヤ〜っとした気分に…。

うっ、渡辺淳一センセイの登場ですね(笑)
淳一センセイ原作の新作映画「愛の流刑地」のあらすじはご覧になった?

私はね、読んで「うへぇ〜」と唸ってしまいました(笑)

http://www.nikkei.co.jp/honshi/20041206ta7c6000_06.html

↑は日経新聞のページなんですけど、あらすじが書いてあります。
公式HPはあるのですが、まだ作成途中のような感じです(よくわからないけど)

トヨエツがヒロイン(寺島しのぶ)の不倫相手の男役。
恋愛小説作家だけど、今は売れていないという役どころで、
まるで淳一センセイの分身か??という感じです。
あらすじを読むと「失楽園」の子持ちバージョンという感じで、淳一センセイ、
「失楽園」でブレイクした味を忘れられず、子持ち女バージョンで
再チャレンジしたのかしらという印象でした。

それにしてもねぇ〜、現代人は(淳一センセイも)、あまりにも
『宗教的なまでに没我的な体験、高揚感』=『エクスタシー神話』に
縛られているんじゃないかなんて、以下の部分を読んで思いましたね〜

===========

『そんな彼女を菊治が激しく愛すると、冬香は、夫からも得られなかった
深いエクスタシーへと導かれる。……体を重ねるごとにエクスタシーの
度合いを深めていく冬香』(これはあらすじ)

『精神と肉体と両方がつながり密着し、心身ともに狂おしく燃えてこそ、
愛は純化され、至上のものとなる』(これは淳一センセイのお言葉)

===========

 私の率直な疑問は
「冬香は、禁忌を犯しているからエクスタシーを感じるんじゃないか?」
ってことですわ(笑)

 これが離婚が成立して晴れて夫婦となった菊治(トヨエツ)に、冬香がエクスタシーを
感じ続けるのかと思うと非常に疑問なんですけど・・・(そう思わない?)

 だいたい、ダンナと比較するなって(苦笑)
 比較の対象(ダンナ)がなかったら、どうなるんじゃい??
 小説自体が成立しないんじゃないだろうか??
 それにダンナはトヨエツのようなエクスタシーは与えてくれなくても、
3人の子供は与えてくれたんじゃないのか??って猛攻撃したくなってしまう(笑)

 こんな話が映画化されるなんて嘆かわしい気がして(余計なお世話ですが)
健全な働く子持ち主婦には、ものすごい違和感なのです(笑)
 それで、いつか、私も「合法的な夫婦の間でこそ、心身ともに狂おしく燃えて、
純化され、至上のものとなった本当に愛」を描いた作品を書いて、
淳一センセイにケンカを打ってやるぅぅぅ〜っと、つい鼻息を荒くしてしまいました(笑)
(淳一センセイのことになると、つい熱くなってしまうわ!)

それにしても寺島しのぶ、いいところのお嬢さんなのに、
男に振られると自虐的になりますね〜(たぶん、本人は意識してないと思うけど)
あれでは、ますます結婚が遠ざかるわ〜
その点、黒木瞳は結婚するまで脱がなかったのはお利口さんでしたね。



◆みほんこさん


 おひさしぶりですね。メールを頂いていたので、受験勉強中だとは思っておりました。
 推薦で大学も決定しているとのこと、おめでとうございます。
 推薦入学とは、みほんこさん、やはり優秀なのね。
(府内でも世間の期待を一心に背負った受験校とのことなので、なおさら)

 大学が決まっても勉強するのが楽しいというのが頼もしいですね。
 奨学金試験、ぜひ、頑張ってください(ご両親が喜ぶわ)
 高校に復学してからの苦労話、ううむ、身につまされるような感じでした。

 私も転勤歴が何回もあるので、転勤するたびに人間関係がリセット……
 ただ、仕事というのは、仕事さえできればOKみたいなところがあり、
時々お菓子をくばったりして気配りすれば、差し支えなく過ごせるのですが、
学校生活というのはそういう訳にもいかず、むしろ社会人よりしんどい部分があると思います。

>自分の中で私はこの学年とは違う、この子たちはどこか幼い所がある
などと隔てのようなものを勝手に置いていたんだと思います。

 う〜ん、これも実はドッキリしました(笑)
 私は今ではすっかり開き直り「私という人間の良さをわかってもらえるには、
何年もかかるんだわ」と思っていたのですが、自分から解け込む姿勢も必要なのね、とか。

>でもそれを変えて、一つ下の子たちのテンションに合わせるようにしました。
そうすると友達もどんどん増えましたし、そのペースにも馴染みました。

 なるほど、すごく参考になります〜
 相手に焦点を合わせるのではなく、自分を変えることが大事なんですよね。
 みほんこさんが、留学に引き続き、高校に復学してからもとても成長した様子が
うかがえて、嬉しいです。

 フェレットは子猫くらいの大きさの動物ですよね。
 それは可愛いことでしょう。
 ウチのもこちゃんも子猫のときは、とっても可愛かったです。
(今も可愛いけど、子猫の愛らしさはまた格別です)

 動物は本当に心を癒してくれますよね〜(しみじみ)

 みほんこさんの大学生活が稔り豊かなものとなり、また社会人、
そして良き妻、良き母になった暁には、さらなる幸福が待ち受けていることでしょう。
 頑張ってください。頑張るのは自分の幸福のためです。
 私も怠惰に流れずに、いつも気を引き締めて前向きに歩んでいきたいと思います。


▼ やっと   [RES]
  コロまゆ   ..2007/01/10(水) 00:05  No.122
 
 
あんこう椿さん、みなさん、明けましておめでとうございます。
随分と遅いご挨拶となりすみません。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

子供達の冬休み、年末の大掃除、お正月は主人の実家行きと
バタバタと過ぎ、やっと今日から新学期が始まりました。
お仕事をされている方はとっくに始動されていると思いますが、
私は日常が戻ってきたとこです。

あんこう椿さん、年末からのパロ更新お疲れ様です。
今回は第4部から改めて読み直そうと思ってじっと我慢しています。
原作にはない黒太子VSラムセスという構図もあるそうでとっても楽しみです。

最近は少女漫画にトキメキや浪漫を求めるのはすっかり諦めてしまって、子供が読んでいる少年漫画を気軽にサラット流しています。

小鉄さんへのレスやみるさんのカキコのあるように、昔の漫画家さんは
大人で知識教養のレベルが高い反面、恋愛、特に男女間の性的なことは忌避してしまう傾向(時代も影響してますが)が伺える気がします。
そして、そんな人達が書く作品だからより惹かれるものもあったんで
しょう。
最近の少女漫画のように、静かで友情に近い安定した関係(あんこう椿さんカキコ)、に至る以前の恋愛、それも成長することなく刹那的な関係を繰り返すような話は、昔の漫画には少ないですよね。
恋愛面でのロマンチック度は低いし、作者にちょっと偏った思想があったりしながらも、作者の人生経験を垣間見ることができそうな、また、作品で擬似体験をすることにより、自分をちょっぴり豊かにできた作品も多かったと思います。

こんなふうに書いてると天河は、昔と今の良いところだけをギュっと凝縮して絞りだし、グラスから零れ落ちる程注がれた漫画だな〜と改めて賞賛してしまいます。そしてそんな漫画に劣らないそれ以上のパロを生み出せるあんこう椿さんの才能や経験にも感服です!
お仕事との両立は大変でしょうが続き頑張って下さい。


新年の挨拶が漫画評論みたいになってしまいました。
週末には再び寒波とのこと、皆さんお身体に気をつけて下さい。
それでは簡単ですがこの辺で(*^▽^)ノ






▼ 遅ればせながら新年のご挨拶   [RES]
  みる   ..2007/01/08(月) 22:18  No.120
 
 
あんこう椿さん、BBSのみなさん、今年もよろしくお願いします。
正月行事がなかったせいか(まだお雑煮も食べていません)、新年の実感がないままの
仕事始めとなりました。

休み中の鉄道オタク旅行は…寝台列車で九州まで行って、その後ローカル線を乗り継いで
九州最南端駅を目指し、あとはバスやフェリーも駆使して、ローカル線を乗りつぶしながら
ひたすら帰ってくる、という「移動するだけ」の酔狂な旅でした。
なんの観光もせずに朝から晩まで車窓をぼ〜っと見ているだけなので、脳ミソの皺が
伸びてなくなっていったような(笑)。


◇あんこう椿さん

あらためまして、あけましておめでとうぎざいます。
年始から小説連続更新とはなんと精力的なご活動! いよいよ佳境に入ってきたんですね。
私はうっかり読んでしまわないように我慢の決意を新たにしましたが、
「ラムセスも痛そう」とは一体何が起きているのじゃ〜。いやいや、我慢(笑)。

>それに、作ったら疲労困憊のあまり熱が出そう(笑)

ははは、わかりますぅ〜。私は熱は出ないかも知れないけど機嫌が悪くなること確実ですわ。
がんばりすぎるとかえって周りの人に良くないのです(と、自己弁護)。
ウチは母が和風手作りでがんばっているので、まあ、私もそれを手伝うわけですが、
「ホテルの洋風お節」って憧れますね〜。和風に比べてゴージャスな感じがしますから。
和風お節で好きなのは、私は栗きんとんくらいかなぁ(おこちゃま)。

>いつもなら1つの大なべにまとめて作っちゃうんですけど、今年は、それぞれ別鍋で茹でて

うおっ、手間かかってますね。食べる人にはちゃんと味わっていただきたい!(笑)
私は具材を大量にまとめて下ゆでしておいて、食べるときにはだし汁にそれをほいほい
入れるだけ、というお手軽作戦ですわ。毎回最初から作るのは面倒で…

>女性は、結婚しているだけで、社会の荒波からかなり守られる部分がありますよね〜

う〜ん、わかる。女一人で生きていくのは、相当な気概とか根性とかが必要だと思いますねぇ。
結婚ってある意味で免罪符になっているような。

あと、経済的にも精神的にも一人でがんばらなくてもいい、というところで、自分の気持ちが
安定するのが大きいですね。いざというときにダンナがどれくらい頼りになるのか謎ですが
(そういう場に直面したことがまだない)、「二人いればなんとかなるかな〜」と一応思える(笑)。

加えて、仕事を持っている場合、気持ちの安定にはそちらの状況も鍵ですよね。
大量の時間とエネルギーを費やしているわけですから、仕事がガタガタしているとキツイ。
そんなこんなをひっくるめての穏やかさを、今の私はラッキーにも享受できているようです。
まあ、外的要因であっという間に状況は変わるので、束の間のことだとは思いますが、
ありがたや〜、ありがたや〜(笑)

>トキメキがないと、なんか薄くなるのも事実なのよね〜
>まあ、あんまりしがみ付かれると、うっとうしく感じたりすることもありますけどね(女心も複雑)

ひゃっひゃっひゃ〜、微妙!(笑)
ほどほどの温度ってそもそも難しいし、熱くなるにしてもタイミングがあわなかったり。
乙女モードと生活モードの切り替えスイッチって自分ではコントロールできないし、
よって、女心の複雑さは制御不能〜

まあ、男心も謎ですけどね。昔、結婚した男女の気持ちのすれ違いについて、渡辺淳一が
男側の心理から書いていたのですが、なんか、こう、モヤモヤ〜っとした気分に…。
今日のところはキムタクの葛藤克服を見るべく、映画館に出動したのですが、
天候が回復して人が一気に出てきたのか、駐車場の空きまちで上映時間に間に合わず〜。

ラムセスの「会館」(笑)は、細やかさナッシングでしょう!
夜更かししたら「オレ様の壮大な夢」とか語っちゃいそうですよ。ユーリが相手の場合、
「女」や「妻」じゃなくて「同士」色が強い気がするな〜。すご〜くくだけて言えば、友達夫婦?(笑)


◇小鉄さん

横レスで失礼しますが、

>『君たち本当に10代の若者ですか?』といいたくなるぐらい大人すぎる!!

私も常々そう思っていましたよ〜〜(大笑) 「大人だ」と思い続けてウン十年。
私は永遠に彼らに追いつけないと思いますよ(笑)

あんこう椿さんのレスにもありますが、昔の漫画家さんって知性や教養がものすごく
高かったんじゃないですかねぇ。『ベルバラ』にしたって「おお、麗しの○○よ、来たれ××」
等の言い回しですからね。小学生向けの漫画とは思えませんわ(笑)


 
▼ Re:遅ればせながら新年のご挨拶  
  みる   ..2007/01/08(月) 22:26  No.121
 
 
>あらためまして、あけましておめでとうぎざいます。

「ぎざいます」…(汗)
あらためて書いたのに、間違えました。。。よろっ


▼ お久しぶりです。   [RES]
  みほんこ   ..2007/01/08(月) 19:58  No.118
 
 
あんこう椿さん、皆さんおひさしぶりです。
そして、明けましておめでとうございます。
新年の挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。
昨年はたくさんの人に支えられ、感謝の気持ちを強く感じた年でした。

爆弾低気圧が全国を襲っているようですが、皆様大丈夫でしょうか?
かなり長い間こちらに来ていなかったのですが、
更新が進んでいて驚きました。

私はというと、受験生で勉強勉強の毎日です。
うちの学校は公立なんですが、府内でも世間の期待を一心に背負った
新設の受験校なので(初めはそうでもなかったんですが・・・)
30日までびっしり学校の冬期講習があり、新年は4日から始まりました。
朝から晩まで絵に描いたような受験生生活を送っています。
特に国立の大学に行くというのではないですし、
指定校推薦で既に大学は決定しているのですが、
高校生のうちに勉強できることはしたいし、勉強するのがとても楽しく思えます。
というのも、普通に授業を聞いていても日本語だと言っている内容は
100%理解できます。
英語だとそうはいかなかったので、授業内容というよりも言っている言葉の意味に頭がまわり
実際に得られるものは半減してしまっていたからですね、きっと。
1月後半からは期末考査がありますし、大学の奨学金試験があるので
それにむけて勉強しています。

初めはやはりひとつ下の学年に混じり生活するのは大変でした。
以前の学年と現在の学年では雰囲気が全く違ったので、まるで別の学校に来たかのように思われました。
周囲も私がひとつ先輩だと言うことを知っていたのでもちろん敬語ですし、
話し掛けられるということがほとんどありませんでした。
アメリカに行ったときは、私は英語、アメリカの文化や生活勉強するためにここまできたんだ!
という強い意識がありましたから、どんどん話し掛けては玉砕しというのにも耐えられましたが、
日本でだとつい甘えが出てしまい、「もういいや」と弱音をはくこともありました。
毎日学校に通うのが嫌で嫌でしょうがなかったです。
もちろん友達がいないですから、お弁当の時は一人。
周りで女の子のグループがわいわいと楽しく昼休みをすごしているのを尻目に、
私はというと本を読んでやりすごしていました。
体育の授業や講義授業で「ペアを組んで」といわれても組む相手がいない。
一人ぽつんと取り残されてしまったり。
日本語での授業自体が久しぶりで新鮮で勉強がとても楽しかったので
それでも何とか通ってはいましたが・・・。


 
▼ Re:お久しぶりです。  
  みほんこ   ..2007/01/08(月) 19:59  No.119
 
 

普段先生の前や親の前で「大丈夫、楽しいよ」と気丈にふるまっていても、やはり辛かったりもしました。
「雰囲気も違うのによく頑張ってるよ」と優しい言葉をかけられると
普段ピンと張り詰めていた糸が切れたように
涙があふれ出て、トイレに駆け込むこともありました。

これではいけない、高校生活も残りわずかなのに、こんな風に終わらせたくない
と思うようになったのは多分学校に通い始めて2ヶ月くらいたってからだと思います。
自分の中で私はこの学年とは違う、この子たちはどこか幼い所がある
などと隔てのようなものを勝手に置いていたんだと思います。
要するにある意味留学していたということで天狗になっていたんですね〜。
そしてそれに自分で気づかないふりをしていた・・・。
でもそれを変えて、一つ下の子たちのテンションに合わせるようにしました。
そうすると友達もどんどん増えましたし、そのペースにも馴染みました。

今では仲の良いともだちもできましたよ。
学校も楽しくてしかたありません。


・・・とまぁ、こんな感じでここ半年過ごしていました。

近況報告することはたくさんあって、
今、近所の子供たちにボランティアで英会話を教えています。
英会話といっても大したものではなく、簡単に楽しく英語にふれる
といった感じですが。
保育士を目指す私はそれがとても良い刺激になっています。

それから、9月の終わり頃からフェレットを飼い始めました。
フェレットというのはいたちの仲間なんですが、
私が小学生の頃(10年以上前)から飼いたかった動物で、
大学の合格祝いに両親からのプレゼントです♪
勉強の疲れもその子と遊ぶことで癒されますし、良いリフレッシュになります。

今はまだ勉強に忙しくて、ブログやHP開設はまだまだ先になってしまいそうです。
長々と失礼しました。

今年もよろしくお願い致します。


▼ レス3名様   [RES]
  あんこう椿   ..2007/01/07(日) 16:19  No.116
 
 
日本全国、強風が吹き荒れているようですね(雪のところも)
あんこう椿の住んでいるところでも、大変な強風で鉄道がストップ。
今日は家族で初詣に出掛ける予定だったのですが中止して、家にいます。
さくらと一緒にフエルトケーキ(手芸)を作ったり刺繍したり・・・
子供たちが母親と遊びたがって、昨日からなかなかパソコンに触らせてくれません〜(笑)
でも、やっと来れました。

◆あ〜ちゃんさん

 お久しぶりですね〜
 30人の来客とは気が遠くなりそうですわ(笑)
 楽しかった部分もあるとは思いますが、お疲れ様でした。
 今は落ち着かれて、少しはゆっくり過ごされていらっしゃるのかしら?

 毎日、勝手なことばっかり書いている日記ですが、読んでくださって、本当にありがとう。
 あの日記は、基本的に自分を励ますためだけに書いているのですが、そんな日記でも「あんこう椿さんの日記を読むと元気が出る」なんておっしゃってくださる読者の方がいらっしゃるので嬉しいです。

 人間は誰でも、誰かに自分の気持ちをすべて打ち明けたいみたいな欲求があると思うのですが、夫だけに頼ると夫が息苦しくなり、職場の人や身近な友人とは、上手に距離を取って関係を大切にしたいと思えば、なかなか自分の本当の気持は話せません。
 だけど、ウェブ日記なら、思う存分書いて、書いているうちに自分の気持ちが整理できて、なんだかスッキリ前向きな気分になれるんですよね。そうして、職場で余計な話をしなくても気持が落ち着いてしまうという効用もあって(故に会社では大人しくしていられる)、日記を書くのは『自分のため』なんだわ、と常々思う訳です。

 ところで、普段は、ほとんど他所のサイトを見ないので、人様がどんな日記を書いているのか、よくわからないんですよね。
 昨日、たまたま手工芸品の個人サイトをざざっと眺めていたら、東京の代官山あたりに住む若いお嬢さんの日記があり、作品写真が実にセンスが良くきれいで、日記の文章もとても淡白で上品で静かな印象の、まさに「お嬢様サイト」でした。
 (比較して、私の日記は「ストリーキング」などが出てきたりして、焼肉系なんだわ、うがっ!!なんて思ったり)

 でも、このお嬢様、20代前半っぽいのに、学校にも行かず、働きもせず、毎日、手工芸品を作っているだけのようです(笑)
 一昔前の「花嫁修業中」って感じでしょうかね?(でも、家事もしてなさそう)
 優雅だけど・・・きっと身近にいたら水と油みたいな感じだな、なんて根っからの労働者系の女は思ってしまいました。
 でも、天河のユーリちゃんに惹かれるのは、そもそもが労働者系の女なのよねぇ〜(笑)
 (シンデレラも白雪姫も労働者系のプリンセスですが)

 あ〜ちゃんさんも、いつもお正月は、シンデレラ気分ですね。
 労働の後は、王子様に甘えてお過ごしくださいませ(笑)


 
▼ レス3名様の続き  
  あんこう椿   ..2007/01/07(日) 16:19  No.117
 
 
◆小鉄さん

 お久しぶりですね。アメリカは2日から学校ですか!ということは、仕事も2日からなんですね(ぐはっ)

 「エースをねらえ」ですが、連載していたのは、昭和40年代後半か50年代初めくらいでしょうかね?
 おっしゃるとおり、お蝶夫人や藤堂さんって、老成してますよね〜
 作者の山本鈴美香が、たぶん昭和30年〜40年代に青春時代を送った人ですから、今読むと、ものすご〜い時代のズレを感じますね。
 聞いた話ですが、昭和30年代は今と違って娯楽が極端に少なかったので、高校生でも本棚にドストエフスキー全集があって読破していたりして、精神的にはものすごく成熟していた子も少なくはなかったようです。

 私が「エースをねらえ」を読んだのは小学4〜6年生??、あるいは中学生くらいだったので(そして、それっきり読んでいないんですけど)、「高校生って、こんなに大人なんだ〜」くらいにしか思わず、とりたてて違和感は感じなかったんですけど(小学生の読解力だしね)、今、読み直したら、きっと、小鉄さんと同様の感想を抱くだろうなぁ〜と思います。
 読む時期というのは、案外、大事なのかも知れませんね。
 そういう意味で、「エースをねらえ」というのは、子供が背伸びして読むのにちょうどよいマンガだったのかも知れません(山本鈴美香のマンガに出てくる人達って、理想主義者が多いでしょう?そこも好き)
 ウチの娘たちにも読ませたいマンガですね。

 そして、また大人の話になっちゃいますけど、山本鈴美香って、なんとなく女性性の実現に葛藤のある人だったんじゃないかなという気がします。少女マンガ家にはよくあるタイプなのかも知れませんが「永遠に夢見る乙女」という感じですね。

 山本鈴美香に「百蘭青風」というマンガがあるのですが(←漢字不正確、びゃくらんせいふう、と読む。もしかしたら、もうご覧になっていらっしゃるかも))、主人公の桜子という巫女の少女は、神が降りて心神喪失状態になっているときに、恋人に「(私)を抱け」と命じるのです(そして、藤堂さんみたいな恋人の男性は、神に命じられたとおり抱くんだけど、その後で自己嫌悪に陥ったりしている)。

 このマンガをはじめて読んだのも、高校生か大学生くらいのときだったので、別に取り立てた違和感は感じず、純情可憐な桜子が、自らの意思で男に「抱いて欲しい」などと言う訳がないもんね、くらいにしか思わなかったのですが、子持ちの人妻となった今、その展開を思い出すと、作者の山本鈴美香は、自分の女性性を開花かせるのに素直になれず、神という代替手段を使ってしか、それを作品中にも表現できない人だったんじゃないかな、なんていう気がしてくるのです。

 お互い、天河級の「トキメキ」には、なかなか出会えませんねぇ〜(う〜む、残念)
 やっぱり、自分で書くしかないか・・・でも、自分で書くとトキメキも半減するんですよね(書き手としての苦労もあるので 笑)、純粋な読者として他人の作品でトキメキたいわ〜(切実)

>読んだ後に『やっぱり人間は愛される幸せを知らないと大きく(いろんな意味での成長)はなれないのね〜』と思わせるような作品でした。

そうなんだ〜。もう長いこと読んでいないので、このあたりは忘却の彼方ですね。
上の子が小学校5年くらいになったら、読み直してみたいです。
また、気に入ったマンガがあったら、ぜひ、感想をお寄せくださいね。


◆Rion さん

 新年早々、書き込み、ありがとうございます。
 ふふふ、旅行帰りとあって、書き込み全体から華やいだハッピーな雰囲気が漂ってきて、こちらまでにっこりしてしまいました。
 若い女性が幸せでいるという状態は、周囲にも幸福を与えるものなのね〜

 外国で現地集合というあたりが、Rionさんらしいですわ。おっしゃるとおり、直行した方が断然楽ですよね(旅行時間も短くて済むし、飛行機代も安いし)
 私も遠距離恋愛時代、京都駅とか、出雲空港とか、鹿児島空港とか、那覇空港とか、とにかく日本国内ですけど、彼(今のダンナ)と現地待ち合わせをしたものです(両親には、女友達と旅行と行ってウソをついていた。・・・おっと、こんな話は娘たちには漏らせないわ〜 笑)
 ・・・で、帰りも現地解散でしたか?(笑)

 続きも読んでくださっているようで、どうもありがとう。
 パロディの更新をはじめたら、私のサイトにしてはアクセス数が急に増えたので(とくに、ユーリちゃん大ピンチの昨日、今日は特に)、みなさん、天河パロディの新作を楽しみにしていてくださっていたのね〜なんてあらためて思ったりしました。
 黒太子VSラムセスなんていう構図も、原作にはありませんでしたから、あのあたりは、楽しんで書けましたよ〜♪



▼ おめでとうございます。   [RES]
  あ〜ちゃん   ..2007/01/03(水) 21:32  No.115
 
 
遅ればせながら。
あんこう椿様。皆様、あけましておめでとうございます。
皆さんにとって今年が素敵な一年になりますように。
本当に久しぶりの投稿ですので、非常に緊張しながら書いています。(ドキドキです)

皆さんの新年のうきうきした話題からは少し遠いのですが・・・
私の年末年始は今年もハードでした。元日約30人。2日約15人。そして今日は入れ替わりながらですが約30人・・・。「私、年取ったかしら?」と感じたほどでした。きっと食洗機も疲れていることでしょう。
そして、今。ようやく年末から続いていた大掃除と皿洗いから開放され、呆然と机に向かっています。
ここ数日はあまりの忙しさに、体は使っても頭を使っていなかったものですから、全く何も浮かんできません。人間の脳みそはわずか5日ほどでこれほどまでに錆び付く物なのでしょうか。

仕事始めまでにリハビリしないと大変なことになりそうです。

昨年は毎日のように日記を読ませていただいて、「そうよねぇ〜」と同調したり、「そうなんだ〜」と発見したり、楽しい時間を過ごさせていただきました。いつも自分の内側から世界を見ていた私にとって、「流れる日記」は外からの視線のように感じるのです。数日振りにのぞいてみたら、新しい話題や、パワフルな生活の様子がたくさんで年始から刺激を受けています。
あっという間に更新も進んでいて驚きました。ボケた頭では何も読めなかったので、落ち着いて読めるようになったら早速読ませていただきます。明日はようやく何も予定がない一日が過ごせそうです。頭のリハビリします。
では、お体に気をつけてください。











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